【ワーケーション】ドイツ旅行

こんにちは。会社のワーケーション制度を利用して、ドイツに行ってきました!期間は9/27-10/6の7泊9日。4都市を巡る旅です。

ワーケーション制度は最大4泊5日という規定なのですが、前後に土日や有給休暇をくっつけることが可能です。私は6-9月に利用可能な夏休み3日間、土日、ワーケーション4泊5日の9日間で計画し、9/27の夕方羽田を出発して、ハノイで乗り継ぎをして9/28の早朝フランクフルト空港に着きました。

【フランクフルトーライプツィヒ】

そこからライプツィヒへ。今回移動はすべてDBという鉄道を利用しました。日本でいう新幹線のようなものです。早速ここでトラブルが…。電光掲示板の案内で、乗る予定の電車が20分ほど遅延しているのはわかりました。しかし、あと3分ほどで来ると思っていたその時、電光掲示板からその電車の案内が消えました。

消えました。。。

はて、、と思い、とりあえず駅員さんの近くに行きましたが、ドイツ語でも英語でも質問をすることができず、、周りの人もワラワラ群がりはじめたので様子をうかがっていると、どうやら来ないようで。。申し訳ございません!という感じでもなく、どこ行きたいの?じゃあ次のアレに乗ってどこどこで乗り換えて、、みたいな会話をしているっぽい。

ライプツィヒ行きの電車に乗る予定だったので、他にもライプツィヒに行きたい人が大勢いました。ので、ついていくことにしました。

まずはフランクフルト空港駅からフランクフルト中央駅まで一駅、次に来た電車に乗って移動。切符はいらない、というような会話をしていたので(多分)そのまま乗りました。

そこからは次にライプツィヒに行く電車に乗るしかないので、DBの公式サイトで切符を買いました。ドイツ語しかないのですが、行先と時間が読めれば何とかなるものですね。

意外と予定より1時間半ほどの遅れでライプツィヒに着くことができました。今回は時間がたっぷりあるので、トラブルを楽しみながら過ごしてちょうどいいかな、なんて思いながら。

ちなみにDBの切符は全て事前に購入していたのですが、こうしたトラブルの際、返金保証を付けたければあらかじめその保証金込みの切符を買っておく必要があります。私はそれを支払っていないため、普通に買いなおしです。フランクフルトーライプツィヒ間のみでなく、この後のドレスデンーハンブルク間も、距離が長いので一等車の指定席を買っていたのですが、数日前に、時間変更のためあなたの持ってる切符はもう使えません、というメールがきて、泣く泣く買いなおしました。

こうしたトラブルに柔軟に対応するためには、ジャーマンレイルパスというものを購入しておくとよいです。

私は購入タイミングの関係で今回は使いませんでしたが、早めに買うとお得で、時間変更の影響も受けずに電車に乗れます。

【ライプツィヒ観光】2泊

まずはホテルへ。チェックイン時間より1時間以上早く着いたので、荷物だけおいて観光に行ければと思ったのですが、予約してて、、だけ伝えるとチェックインの案内をしてもらえました。まずはお勧めしていただいた動物園へ。とても広大でしたが動物たちはあまり出てきていなかったりしたので、サクサク回って後にしました。ホテルに戻って休憩して、コンサートへ。ゲヴァントハウスという、歴史あるオーケストラの演奏でシベリウス、ヤナーチェク、指揮者の作曲した音楽を楽しみました。バイオリンソロもたくさんあり、趣味でバイオリンを弾いている私としては最高の演目でした。2階席の真正面の席を取っていたので眺めも音響も申し分なし、です。

2日目は、所属しているオーケストラのお姉さまが弾丸で来てくださり、朝合流しました。同じホテルの別の部屋を取っていたので私の部屋に荷物を置き、メンデルスゾーンやシューマンの家を巡り、オクトーバーフェストでビールを飲んだり音楽を聴いたり。夜はトーマス教会でバッハの音楽を楽しみました。ドイツで一番やりたかったことができてとっても幸せでした。

翌日、お昼前の電車でお姉さまはフランクフルトへ、私はドレスデンに移動しました。

【ドレスデン観光】2泊

ドレスデン中央駅から20分ほど歩いたところに宿があったのですが、入り方が全く分からず、、ホテルだと思っていたら、アパートメントのワンフロアにコンドミニアムが入っているような形でした。入るのに少し苦労しましたが、部屋に荷物を置いてすぐそばのオクトーバーフェストを散策したり、ふらっとレストランに入ってみたり。夕方、ツヴィンガー宮殿でコンサートだったのですが、宮殿が広大すぎてどこに行けばいいのかわからず、質問もやはりままならず…でしたが、なんとか、一番奥だよーと教えてもらい、向かいました。この日はモーツァルトの音楽に包まれました。作曲家の数だけ夜が必要かもな、と思い始めました。翌日は夜のコンサートまで予定を入れていなかったので、橋を渡ってノイシュタット地区にお散歩に行きました。日曜のヨーロッパはこんな感じなのか、、と、閑散とした街を見て思いましたが、そろそろトラムに乗ってみたくなり、ガイドブックにも載っていない、適当な距離にあるお城を目指して初トラム。ドレスデンは景色が本当にきれいです。

帰りもトラムに乗ってホテルに戻り、また少しお散歩しましたがやはり商業施設も閉まっていて、食事を済ませて前日のツヴィンガー宮殿の隣にあるゼンパー・オーパーという劇場でオペラを見ました。これはチャイコフスキーの音楽です。オーケストラピットがよく見えて、演奏中に奏者が喋ってるのに衝撃を受けました。結構喋ってる。

ゼンパー・オーパーの外観はこんな感じです。

ホテルに戻り…なのですが、アパートメントのオートロックが開かなくなっていて、翌日ハンブルクで合流予定のいとこに助けを求めましたが、これも日曜だからなのかオーナーさんに電話がつながらず、留守電のメールボックスもいっぱいで、私はチャットを送り、最悪は野宿だけどまあ待つしかないか。と腹をくくったころにお兄さんたちがやってきて、あの子じゃない?みたいな雰囲気を出していたので駆け寄り、会話にならない会話をし、無事開けてもらえました。お兄さんたちがオーナーだったみたいです。割とすぐ来てくれたので、そばのオクトーバーフェストにいたのかな。

翌日はまだ暗いうちからホテルを出て駅に向かいました。7時前の電車に乗り、4時間以上かけてハンブルクに向かいました。この日は月曜で、稼働日です。7:00-11:00勤務で日本時間の14:00-18:00で、当社の午後稼働にあたります。電車にずっと乗ってる時間だったのでちょうどよかったです。

【ハンブルク観光】1泊

駅のホームまでいとこファミリーが迎えに来てくれました。それから一緒に地下鉄に乗って、ホテルへ。
ここも荷物を預けるだけの予定が、2ユーロほど払って早めのチェックインができました。部屋に荷物を置いて、お出かけ。
ハンブルクは港町で、数年前にもいとこと旦那さんと来たことがありました。歩いても行ける距離を船に乗り、エルプフィルハーモニーへ。入場は無料だけど整理券がいるという…人数を伝えて整理券を受け取り改札を通って入場しました。

電車に乗り、教会を見たり市庁舎を見たりして、湖のほうに向かって歩きました。ここに以前も来たようで、ニベアの本社の話をしたなあ、、と思ったら、お祭りで見えませんがすぐ近くにあるとのことでした。

そのあとは教会でサックスとクラリネットのコンサートを聴きました。毎日いろんな音楽に触れています。

オクトーバーフェストでカレー味のソースがかかったソーセージをいただきました。あまりカレーっぽくなかった!

そして翌日、ブラームス博物館へ。貸し切りでした。他の作曲家の展示もあったみたいですが、時間の都合で見れず。

ハンブルク中央駅までいとこファミリーにお見送りに来てもらい、無事DBに乗りケルンに向かいました。

【ケルン観光】2泊

4時間強かけてケルンに到着。間に合えば無料のコンサートに行けそうだったのですが、遅延もあり、のんびりすることにしました。駅を出てすぐ、ずっと見たかったケルンの大聖堂がそびえたっていました。変換プラグがうまく機能しなくなっていてスマホの充電が切れそうだったので迷子になる前にまずはホテルへ。何とかたどり着き、これまでで一番いいクオリティで安心しました。

この日はドイツ統一の日という祝日で、飲食店は早めに閉店していたようです。

翌日は朝から大聖堂に行き、いよいよ中に入ってみました。音楽をやっていると譜面の指示で「荘厳に」と書いてあったりするのですが意味がよくわからずで、高すぎる天井、広すぎる空間の中にいると、これが荘厳ということなのかな?と少しイメージが広がったような気もします。

座ってぼーっとしていると泣けてきそうだったので外に出て散策しました。少し前にシューマンの交響曲第3番を演奏しまして、副題が「ライン」で、その4楽章がまさにケルンの大聖堂に感銘を受けて作曲されたといわれています。その大聖堂を見た後に、ライン川のほとりを歩き、テラス席でビールを飲み…最高でした。夕方にもう一度大聖堂の中に入りました。朝より少し暗くなっていた気がします。

また、ケルンでやりたかったことがあります。香水のことをオーデコロンと言ったりしますが、これはケルンの水という意味だそうです。(ケルンはドイツ語の発音だとコロンに近い)

オーデコロンの老舗があり、どうしても「ケルンでコロンを買う」をやりたかったので4711というお店の本店に行ってきました。いい香りの香水も買えて大満足です。

夜はライン川を渡り、対岸から大聖堂のライトアップを見ました。日が長く、1時間半くらいぼーっと風に吹かれていたのですが、本当に景色がきれいで、毎日眺めていたいと思うくらいでした。

【最終日】

朝、ホテルを出発してフランクフルトに戻りました。ケルンとフランクフルトはほど近く、DBで50分ほどでした。

ハノイ経由で無事帰国!

ワーケーション制度は年に一度使えるので、また国内外で行き先を検討します!海外でも仕事ができると、生き方の可能性が広がりますね。

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