Sympa製品情報

概要

Sympaは1995年以来開発が続いているメーリングリスト管理ソフトウェアです。現在はフランスの公益団体である技術・教育・研究全国通信網（RENATER）が開発をホストしています。
ウェブ管理インタフェース(GUI)や過去メールのアーカイブなど多くの機能を備え、拡張性が高いのが特長です。
Sympaは数100ユーザ以下の小規模なサイトから10万ユーザ程度の大規模なサイトにまで対応します。

弊社ではSympa開発にも貢献しております。

Sympaのライセンス

Sympaは、オープンソースのメーリングリスト製品であり、ライセンスにGNU一般公的許諾契約書 (GNU General Public License。GPL) を採用しています。
ソフトウェアのコピーや配布、ソースコードの公開を原則として、ソースコードの自由な改変も認められていますが、使用にあたってはGPLのライセンス使用条件に従う必要があります。特に商用製品として使用する場合などは使用条件を詳細に確認する必要があります。

Sympaの動作環境

ハードウェア

以下のスペック情報は、一例です。本ページ後半にある「導入事例」もご覧下さい。

• 物理メモリ：2GB以上推奨
• 空きディスク容量：512MB以上推奨

多数のリストを作成する場合は、上記以上の物理メモリ、ディスク容量が必要となります。
データベースおよびリスト設定情報の領域はほとんど消費しませんが、メールのアーカイブ機能を利用する場合は、保存メッセージ総量の3倍程度が見込まれます。

ネットワーク（FireWall)

インバウンド

• HTTP/HTTPS(80/443)
• SMTP(25)

アウトバウンド

• SMTP(25)

オペレーティングシステム

POSIX準拠のUnix系オペレーティングシステムで動作します。Microsoft Windowsでは動作しません。次のようなオペレーティングシステムでの動作が確認されています。

• Linux (ほとんどのディストリビューション): Debian, Ubuntu, Linux Mint RHEL, CentOS, Fedora, Slackware など
• FreeBSD (2.x or later), NetBSD, OpenBSD
• macOS
• Tru64 UNIX
• Solaris
• HP-UX
• AIX

ソフトウェア

Sympaの動作にはデータベースサーバ、メール転送エージェント (MTA)、ウェブサーバ等が必要です。以下に、対応が確認されているソフトウェアを挙げます。

データベースサーバ(RDBMS)

• MySQL(4.1.1以降)またはMariaDB
• Oracle Database
• PostgreSQL(7.4以降)
• SQLite(3.x)

メール転送エージェント(MTA)

• Postfix(2.x or 3.x)
• Sendmail
• exim
• OpenSMTPD

ウェブサーバ(HTTP server)

• Apache HTTP Server
• nginx
• lighttpd

その他必要な依存モジュール等

• FastCGIサーバ(mod_proxy_fcgi, spawn-fcgi 等)
• Perl 5.8.x以降(必須)

対応ブラウザ

• Google Chrome
• Mozilla Firefox
• Microsoft Edge
• Safari(iOS、Mac OS X)

機能一覧

基本機能

ウェブ管理インターフェース

カスタマイズ/チューニング

関連サイト

Sympa

「Sympa」 - Github

「Logos」 - Sympa

技術情報

• Sympa製品情報
  • TIPS
    • Sympaを用いた社内メーリングリストシステム

商標について

関連サービス

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